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2017年 春の韓国旅行 その1(ソウル到着~昌徳宮前半) [韓国旅行]

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前回から約1年ぶりで、今年も春の韓国を満喫してきました。
4月下旬の3泊4日の旅で、天候にも恵まれ、気ままな楽しい旅になりました。
旅の思い出を忘れる前にブログに記録しようと思います。
  
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羽田空港から出発


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全体的に霞みがかかったような景色の中で、富士山ははっきりと見えました
今回は飛行機の座席を富士山の見える左側で予約しましたが、当日の天候によって見えたり見えなかったりするもの。でもこうしてきれいな富士山を見られて嬉しい気分になりました。
決してジンクスにするつもりはありません。見えなかった時に落ち込んだりするのは嫌ですから、見えたらラッキーと思う程度にとどめておくつもりです。

予定通り午前11時に韓国の金浦空港へ到着。

空港でまずは予約していたwi-fiのルーターを受け取ります。
私はこちらで予約しました↓
https://www.konest.com/tour/tour_detail.html?t_id=KT_wifi

空港からホテルまでは、最初は空港リムジンバスで行くつもりでしたが、あいにくバス停に向かうとちょうど出発したばかりで、次は30分後になるとのこと。
そこで、地下鉄で最寄り駅へ。 地下鉄の場合、駅の改札から地上への出口が階段しかないのですが、まだスーツケースも軽いので大丈夫だと判断しました。

ソウルでの地下鉄移動では「카카오맵」の中の「지하철 노선도」が大助かりでした。
もともと「다음지도」のアプリを入れていましたが、アップデートして「카카오맵」になっていました。

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路線図から出発駅と到着駅を指定すると路線情報が出てきます
「金浦空港」から「孔徳」は「空港鉄道」で17分です~

今回宿泊したのは新羅ステイ麻浦↓
http://www.shillastay.com/mapo/index.do?lang=ja

地下鉄5、6号線、空港鉄道、京義中央線も乗り入れている「孔徳駅」からすぐです。
以前「孔徳駅」すぐの「ロッテシティホテル麻浦」に宿泊したことがありますが、 交通の便がとてもいいので、次も「孔徳」に泊まろうと思っていたのです。
韓国旅行の際の定宿を決めておられる方も多いようですが、私はいつも新しい体験をしたいタイプなので、毎回変えています。


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「孔徳駅」一番出口から徒歩2分 
ホテル1階にはコンビニもありました

部屋はHPによると22.8㎡ですが、室内は合理的に設計されているので、それ程狭さを感じませんでした。
でも、寝室の扉を閉めると何故かガラス張りのバスルームが丸見えになったり、バスルームの扉を閉めると、クローゼットが現れたり...
合理的なのですが、クローゼットの下にある引き出しを引っ張るとバスルームの戸を開くことができなくなる部分がちょっと気になりました。簡単に閉じ込められそうで...あ、一応バスルームに非常呼び出しボタンありましたけれど。

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部屋は全体に落ち着いた雰囲気で、床がフローリングでした。
ホテルってほとんどカーペットの印象なので、珍しいなと思いました。

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バスルームはバスタブ付きでした。
ホテル選びのチェックポイントの一つですね。

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窓からの眺め
荷物を置いたら早速両替のため、明洞へ

この日のレートは100円→1,043ウォンでした
両替レートは「마이뱅크」というアプリでチェックしました。
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あいにく両替した時のスクショを取り忘れたのですが、
こんな感じで韓国の両替所のレートが表示されています。
事前にアプリで見ておいて、明洞を少し歩き回ってレートを実際に確認して両替しました。

羽田空港で朝食も食べ、機内食も平らげたのに、やっぱり少しお腹が減ってきたので、
両替所の近くにあった충무김밥(チュンムキムパプ)へ
http://www.leemeefood.com/

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メニューは1種類のみ 。一口サイズのシンプルなのり巻きと、辛いイカとカクトゥギ(大根キムチ)にスープがついて一人8,000ウォン。辛いイカをヒーヒー言いながら食べて、減ってくるとお店の人がイカを追加してくれるのです~
一度食べるとやみつきになる味です~

続いて地下鉄に乗って「安国」駅へ
今回の旅の目的地の一つ「昌徳宮」へ行きます
ここは昨年KBSで放送された韓国ドラマ「雲が描いた月明かり」ゆかりの地であり、ドラマ撮影地でもあります~

実は2009年にも訪れたことのある昌徳宮。でもパク・ボゴムさん主演のドラマ「雲が描いた月明かり」にはまった私としては是非もう一度訪ねて見たかった場所でした。

昌徳宮↓
http://www.cdg.go.kr:9901/

1997年に世界文化遺産に登録された昌徳宮は、1405年に建てられ最初は離宮として使用されていましたが、1610年~1868年は正殿として使用されていたので、韓国ドラマ「雲が描いた月明かり」の頃の宮殿は昌徳宮になるのです。

以前(2009年)に見学した時は、最初から終わりまでガイド付きコースになっていました。この時は日本語ガイドの時間に行って昌徳宮をぐるりと見学しましたが、その後観覧方法が変わり、現在は見学が自由になりましたが、王の庭園でもある後苑(후원/フウォン)だけはガイドツアーコースのみになりました。毎回100名でHPでの予約は半分の50名、当日受付が50名になっています。

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後苑の見学はコース時間が決まっているので、間に合うか心配でしたが、最終の16時からのコースに間に合いました。他の時間はガイドの案内に沿って見学するのですが、この日の最後の回はフリー観覧でした。もちろんガイドさんが案内しながら回られるので一緒に行ってもOKです。
ちなみに最後の回のガイドは韓国語です。
日本語ガイドは13時30分からの一回のみです。

後苑見学の集合場所までは自由見学ですが、集合時間まで30分しかないので駆け足で見て回りました。

◆敦化門一帯◆

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まずは正門である敦化門(돈화문/トンファムン)
ソウルで最も古い木造建築物で現存する宮殿正門の中でも最も古いもので、朝鮮時代には二階に銅鑼と太鼓があり時刻を知らせたそうです。

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門をくぐって右へ進むと石橋がありますが、これは錦川橋(금천교/クムチョンギョ)という現在ソウルに残っている石橋の中で最も古い石橋です。
朝鮮王宮の共通部分として、入口付近に澄んだ水が流れていてその上に石橋がかけられ、橋脚の真ん中と下に動物を彫り、邪気を払って王宮を守ったそうです。

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下を覗くと亀の像が見えました こちらは北側を守っているそうです。

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桃の花でしょうか、ちょっと時期が過ぎていたようですが、ピンク色のかわいい花があちこちで咲いていました。

◆仁政殿一帯◆

進善門をくぐってまっすぐ進み左手の仁政門をくぐると仁政殿が姿を見せます。
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仁政殿(인정전/インジョンジョン)は即位式や外国から来た使臣との接見など国家の重要儀式がおこなわれた宮殿の代表的な空間です。

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日月五峰図を背にした玉座が見えます 
奥には黄色のカーテン、天井からシャンデリアが下がっていて西洋っぽいです

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二階建てのように見えて、内部は天井が吹き抜けになっています

◆宣政殿◆

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宣政殿(선정전/ソンジョンジョン)は 王が日常業務を執った執務室。
青い瓦が特徴です。
純祖の頃は、この後ろにある熙政堂(희정당/ヒジョンダン)が執務室になっていたようです

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처마(チョマ/軒) 韓国の王宮はこの軒が魅力的ですね~ 

◆大造殿一帯◆

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耀暉門(요휘문/ヨフィムン)の前を通って

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大造殿(대조전/テジョジョン)
王妃の生活空間
屋根の용마루(ヨンマル/龍棟)がない무량각(無樑閣)が特徴

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처마(チョマ/軒)が色鮮やか~

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大造殿の中を覗くと、テーブルと椅子がおいてあります
ちなみに熙政堂も大造殿も1917年の火災で焼失し、1920年に景福宮の建物を移して再建したものだそうです。

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日時計(해시계)
앙부일구(アンブイルグ/仰釜日晷)というようです あいにくこの時は曇っていて太陽の影を確認できず...

◆後苑入口◆

もっとじっくり見たかったのですが、だんだん集合時間が迫ってきて... 

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칠분서(七分序/チルブンソと)六角形の삼삼와(三三窩/サムサマ)、塀の後ろに見える승화루(承華樓/スンファル)の横を通りすがりに写真だけ撮りました。今は通路のこの場所はかつて世子の居所である重熙堂(중희당/チュンヒダン)があったところ。そして承華樓はかつて書庫として使われていた建物。

そしてその隣が後苑見学の集合場所である涵陽門 (함양문/ハミャンムン)
ここで後苑観覧チケットを提示して中へ入ります。

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上は一般観覧券 大人一人3,000ウォン
下は後苑観覧券 大人一人5,000ウォン コースは13回次(16:00~17:30)



昌徳宮 後苑は「その2」で...

その3「全州~殿洞聖堂、慶基殿」はこちら
その4「全州~全州郷校、梧木台」はこちら
その5「ソウルウォーキングツアー 漢江・切頭山」はこちら
その6「ショッピング&グルメ情報」〈終〉はこちら

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