SSブログ

【記事訳】[インタビュー]チョン・ドンハ①「不朽12勝トロフィー?アリが私にそのまま持って行ってだって」 [Jung Dong Ha 2017]

スポーツ京郷でチョン・ドンハさんのインタビューが出ましたので日本語訳をしてみました。インタビュー記事は3本ありますが、最初の①は不朽の名曲についての話題です。記事の後ろに不朽の名曲「上半期決算特集」でドンハさんが歌った「島の家の赤ちゃん」の歌詞訳もしています。
 
スポーツ京郷 > 芸能 > スター
[インタビュー]チョン・ドンハ①「不朽12勝トロフィー?アリが私にそのまま持って行ってだって」
ソン・ミンジ インターン記者
入力 : 2017-07-31 06:05:00

歌手チョン・ドンハはとりわけ競演番組で顔がよく映り、観客たちの心を掴んだ。MBC「覆面歌王」で「ご機嫌だエヘラジオ」として4連勝を収め、KBS2「不朽の名曲-伝説を歌う」では歌手アリと同率の11勝を記録したのも足らずに「2017上半期決算特集」の最終優勝を獲得した。この位だと「競演の男」ではないか。7月25日、汝矣島のあるカフェで彼に会い競演のステージに臨む価値観はどういったものなのか、優勝の条件は何なのかを尋ねた。

73101l_2017072802001241600302262.jpg
写真:エバーモアミュージック

■チョン・ドンハと「不朽の名曲」#本質 #神ってる #楽しんでくる #11勝 #無限肯定

- なぜ競演のステージに多く立つことになったのか?

歌を歌える番組がほとんどなかったもので。それもそうですが競演番組が私の性質、生まれつきの部分とよく合うようです。私は歌詞をすぐ覚えるんです。決めてから1時間程度?そしてすぐに忘れます。


- 競演を準備する時どんなことを念頭に置くか?

派手な包装の代わりにその中にある本質をたくさん考えます。曲だけでなく他の事に対する時も同じです。音楽に接している時は本質を見ようとする習性があり、本質についての話をしたがります。

例えば、私が「不朽の名曲」で歌ったキム・ヒョンシクの「雨のように音楽のように」で見つけた本質は「キム・ヒョンシクと一緒にしたい」という事でした。それで一緒に(スクリーンではキム・ヒョンシクがステージの上ではチョン・ドンハが歌を歌った)ステージを設えました。キム・ヒョンシクのファンなので私には大きな意味がありました。


- それでは本質を見つける方法は何か?

考える代わりに感じます。「ぼーっ」としている時、特に感じやすくなります。確かなことは、考えることよりは純粋に感じる中で見つけ出した答えがより本質に近いのではという事です。もちろん私が考える本質が正解ということではありません。

例を挙げると、過去にイ・ヨンの「風になりたい」のステージをした時、格闘技のコンセプトで演出したんです。冷やかされましたが真剣に準備したのです。その時思った本質が何かというと、歌の雰囲気が「暗闇を守る守護者」というものでした。後で直接イ・ヨン先輩に尋ねたところ自然を物語った歌だとおっしゃったのです。こんな誤解も時々あったりします。(笑)


- [不朽の名曲]で11勝という最高記録を持っている。「優勝の条件」を挙げるとすると?

確かに歌に高音が多いと有利です。長く高音を引っ張るのが観客が鳥肌モノになるよい仕掛けのようです。しかし私は高音のための高音をしたためしはほとんどありません。物語を展開していってここでは強烈にするしかない状況だと思う時にします。いきなり大声で叫ぶと胸に響かないものですから。

あえて挙げるならそうだということであって、実は優勝に正解はありません。多くの変数によって左右されます。ある時はそれを分析しようとしましたが、今はただ感じるのです。観客がステージを感じるのですから。今日はこんな状況だからこんなマインドを装着しなくちゃ、そう考えてやるのではありません。

73102l_2017072802001241600302261.jpg
歌手チョン・ドンハが後輩グループVOISPERと一緒に11勝トロフィーを持ってポーズを取っている。彼は6月25日に進められた「スポーツ京郷」とのインタビューで最近「不朽の名曲」で祖母と一緒に設えた「島の家の赤ちゃん」のステージが一番記憶に残っていると答えた。写真:エバーモアミュージック


- ステージで歌うときの入り込みが深いようだ

ステージの上ではトランス状態のようです。それがいいのです。この頃私は観客にこんな表現をたくさんしているのですが、「皆さんに酔いたいです」と言っています。ステージと観客のエネルギーと曲に私が酔うと私でなくなります。私は自分の意志で動く人ではありません、音楽と一つになって動いて声を出して歌うのです。そのように集中する瞬間がたびたびやってくるものではありませんが、そういう時はとてもいいです。


- 歌うとき特有のジェスチャー(マイクを掴んだ手を上から力を入れて振り下ろす)のがある。

わざと作るのではなく、気が付かないうちにそうなっているのです。プファルの時はそういう動きをするような曲がなくてやりませんでしたし。私なりに楽しく解釈してみると、「ありゃ声出ない」、「高音きつい」、「もうこりごり」という気持ちでマイクを振り下ろすのではないでしょうか。


- 「楽しんでくる」という言葉を習慣のように言いますが、どのくらい魂がこもっている言葉ですか?

本当に楽しんでいます。そうでなくても「不朽の名曲」のMCたちが「楽しむと言っておいて頑張っている」とよくからかうのです。楽しい人は大声出したらいけませんか?

あらゆるステージが自分との闘いであり、相手に勝とうという気持ちはありませんでした。私がこの曲をうまく表現しているのかだけを考えます。準備したものが100だとしたら70以上表現したと思えたら満足する方です。

もちろん気が付かないうちに勝負欲が出ていることがあります。以前勝負によるストレスを盛んに受けていた頃は円形脱毛症になったりもしました。今は髪の量が多くて困っています。


- 現在アリと11勝で同率だが、率直に「12勝」を先に獲得したい欲はないのか?

番組でしきりに競争構図へと追いやるのですが、面白いのは面白いです。けれどアリも私もお互いに勝ちたいとは思っていません。

たまたま昨日(7月24日)偶然アリと会ったのです。アリが「お兄さんがそのまま一つ(トロフィー)持って行ってよ」と言ったんですよ。

当然ステージを「なんとなく」にしたくありません。最善を尽くして私の記憶に長く残るステージを作りたいです。私は飽き飽きしない、新しい姿を見せたい欲があるものですから。


- 大衆に愛される自分の魅力ポイントは何だと思うか?

わかりません。それどころかファンたちに「どうして僕を好きなの?」と直接聞いたこともあるくらいです。それでも一つ挙げると過度にポジティブな性格です。瞬間を決定する場では二つの道があると考えます。今の状況から良くなる道、そしてもっと悪くなる道。私はいつもポジティブな方を選びます。よくないことを経験してもよくなる状況に対する資産として認識します。

運動選手が砂袋を着けて訓練をしていて砂袋を外すと実力が向上するじゃないですか。私も砂袋を着けてそれに打ち勝つ時の自分を想像しながら耐えて乗り越えるタイプです。まだ本当にとんでもない絶望的な状況に出くわしていなくて、そういうこともあるので、こんなことを話すのも慎重になりますね。

-②へつづく

記事原文↓
http://sports.khan.co.kr/entertainment/sk_index.html?art_id=201707310605003&sec_id=540101&pt=nv


(日本語訳:花かんざし)

記事の中に出てきた不朽の名曲キム・ヒョンシク編「雨のように音楽のように」については
こちらに書いています↓↓
http://papercascade206.blog.so-net.ne.jp/2013-09-21
今でも映像の中のキム・ヒョンシクさんとデュエットした不朽のステージのことをよく話題にしているくらい、ドンハさんにとって大きな意味のあるステージだったようです。

また本質の解釈がちょっとずれていたイ・ヨン編「風になりたい」
こちらに書いています↓↓
http://papercascade206.blog.so-net.ne.jp/2012-11-22
この頃は冒険的なステージをたくさん見せてくれていましたね~見ている方もひやひや、はらはらでした...でも懐かしいです。

韓国KBS2TVで2017年6月24日に放送された「上半期決算編」は↓↓
ドンハさんは6番目に出て後輩のボイスパーと一緒に子守歌「島の家の赤ちゃん」を歌いました。

1時間13分過ぎ 順番を引く場面でドンハさんの出番が決まりました
歌う前の控室で今回はマイクを振り下ろすこともなく高音もないと話してMCたちが驚いていました。
1時間17分30秒頃から ドンハさんのステージが始まります

不朽0120170808_105808-vert.jpg
画像:KBS2TV不朽の名曲より

ドンハさんの歌だけの動画はこちらです↓↓
https://youtu.be/ikg7oPeLGc8
*動画の埋め込みは許可されていませんので上記リンクをクリックしてください

歌の途中に出てくるおばあさんの声はドンハさんの母方の祖母で今年97才になるとか。
ちょうど97才のお誕生日にこの歌を録音室で収録したとのこと。
おばあさんはドンハさんが子供の頃この子守歌をよく歌ってくれたそうです。

ここで443点で優勝し通算11個目の優勝トロフィーを手にしました。


子守歌「島の家の赤ちゃん」の歌詞です

島の家の赤ちゃん(섬 집 아기/ソム チプ アギ) 

オムマガ ソム グヌレ クル タロ ガミョン
엄마가 섬 그늘에 굴 따러 가면
ママが島の裏に牡蠣を取りに行くと

アギガ ホンジャ ナマ チブル ポダガ
아기가 혼자 남아 집을 보다가
赤ちゃんは一人残ってお留守番

パダガ プルロジュヌン チャジャンノレエ
바다가 불러주는 자장노래에
海が歌ってくれる子守歌に

パル ベゴ スルルル チャミ トゥムニダ
팔 베고 스르르르 잠이 듭니다
腕枕してすやすやと寝入ります


アギヌン チャムル ゴンヒ チャゴ イッチマン
아기는 잠을 곤히 자고 있지만
赤ちゃんはぐっすり眠っていますが

カルメギ ウルムソリ マミ ソルレオ
갈매기 울음소리 맘이 설레어
カモメの鳴き声に胸がそわそわして

タ モッ チャン グル パグニ モリエ イゴ
다 못 찬 굴 바구니 머리에 이고
全部取りきれなかった牡蠣の籠を頭に載せ

オムマヌン ノレッキルル タルリョオムニダ
엄마는 모랫길을 달려옵니다
ママは砂の道を走ってきます


ドンハさんの編曲では1番の歌詞を中心に歌っていましたが、私は2番の歌詞がとても印象的です。


nice!(0)  コメント(4) 

nice! 0

コメント 4

コメントの受付は締め切りました
ゆーすけ

この記事とは関係ないものなのですが、応答せよ1994 14話私を変えた人々1のナジョンとスレギがレストランにいる場面でナジョンが泣くシーン「ドコモのDTV」に流れる曲がわからないのですが教えてほしいです。宜しくお願いします
by ゆーすけ (2017-08-30 18:35) 

花かんざし

ゆーすけさん、はじめまして!
ブログへのご訪問とコメントありがとうございます。
「応答せよ1994」本当に懐かしい話題です~~
もしかして旧ブログをご覧いただいたのでしょうか?
あちらではコメントを締め切っていますので…ご不便をおかけいたしました。
こちらにコメントしていただいて大丈夫ですよ~~

さて、
お問い合わせの「応答せよ1994」14話
今はTVやDVDレンタルだけでなく、様々なコンテンツでドラマ鑑賞できるのですね~
「ドコモのDTV」で韓国ドラマが観られるなんて初めて知りました。

「応答せよ1994」は韓国版と日本版でBGMがかなり違うのですが、
DTVのBGMはどちらかしら?

まずは韓国版の曲ですが、
このシーンのことですよね↓
https://youtu.be/nna5kicRd7c

この曲は1992年発売の
パク・ソッキュ(박석규)が歌う「初めて感じた愛なのさ/처음 느낀 사랑이야」
作曲したのはチョー・ヨンピルです。

そして日本版ではこのシーンで違う音楽に差し変わっています
聞き取った歌詞から曲を探し出しました

グヌ<그누(Gnu)>が歌う耐えがたい言葉(참기 힘든 말)

この曲は2013年に放送されたKBSのシットコム「一抹の純情(일말의 순정)」のOST曲なのですが、今韓国の音楽サイトでは音源公開していません。歌詞だけ確認できる状態です。

音楽サイトのOST情報↓(韓国語)
http://music.naver.com/album/index.nhn?albumId=391882

ドラマ「一抹の純情」公式サイト↓(韓国語)
http://www.kbs.co.kr/drama/purelove/index.html

肝心の曲は…
こちらのブログの中で音楽を確認することができます↓
http://blog.naver.com/mjlovepooh/220739527870

ドラマ「一抹の純情が日本で放送され、その中でこの曲が流れているのかまでは確認していません~~

以上です。
情報がゆーすけさんのお役に立てるのなら幸いです。

by 花かんざし (2017-08-31 08:19) 

ゆーすけ

本当にありがとうございますm(_ _)m
by ゆーすけ (2017-08-31 18:15) 

花かんざし

ゆーすけさん、こんばんは!
コメントありがとうございます♪

こちらこそ、久しぶりに「応答せよ1994」を見るきっかけになりましたし、
今まで気に留めていなかった日本版差し替え曲について調べることもできました^^
ありがとうございます~

久しぶりに見ましたが、1994はやっぱり好きなドラマです~♪
ゆーすけさんにとっても「応答せよ1994」が大切なドラマの一つになりますように^^

by 花かんざし (2017-08-31 22:48) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。