【記事訳】[インタビュー]チョン･ドンハ②「ヒット曲のない歌手ですって？音楽と共に生きる人生なんですよ」

スポーツ京郷のチョン･ドンハさんのインタビューその２を日本語訳してみました。
4月のファンミーティングでのドンハさんのトークを思い出しながら訳しました。お酒の話が出てきますが、お酒は弱いといいつつ、ファンミではテキーラを飲むと言っていましたね～。
ファンミでも完璧主義者の顔を覗かせていましたが、インタビュー記事でもそのあたりのことが書かれています。
　　

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[インタビュー]チョン･ドンハ②「ヒット曲のない歌手ですって？音楽と共に生きる人生なんですよ」
ソン・ミンジ インターン記者
入力 : 2017-07-31 06:05:01

歌手チョン･ドンハは2005年にロックバンド復活(プファル)のボーカルとして迎え入れられ(10集)デビューした。以降「思い出す」、「冷たい」、「愛というものは」などのヒット曲を歌いプファル第2の全盛期を共にしたが、2013年末に所属事務所との継続契約が満了しグループを脱退した。チョン･ドンハはミュージカルと公演を並行しながら2014年の「ビギン」、2015年の「もう一度雪」、2016年の「ドリーム」、応援歌「我々が一緒なら」など時間を見つけては発売しつつ歌手としての気を緩めなかった。

このようにたゆまぬ歩みを続けてきた歌手であるが、チョン･ドンハをある一言で規定するには困難がつきまとう。様々な意味で神秘的だ。一つ、チョン･ドンハはヒット曲の一つもないが歌の実力は定評のある歌手だ。二つ、バンドのボーカルからソロ歌手へ、ミュージカル俳優への変身に全く違和感がない。三つ、私生活が徹底してベールに包まれている。

彼が歌手として、平凡な人間としてどんなことを考えている人間なのか？気になるのはあまりにも当然だった。

写真：エバーモアミュージック

■チョン･ドンハと音楽人生　#緩急調節　#攻撃手　#ヒット曲

ｰ 下半期に発売されるアルバムの作業はどの程度進んでいるのか？

曲を収集・整理中で録音はまだ始めていません。ミニアルバムになる予定で収録曲は6曲程度を考えています。

様々な物語が入る予定です。絶望して悲観しがちな状況にある方々に勇気を与えられる曲もあり、限定的な状況での胸の痛む別れについての淡い物語もあります。

事務所で「Sell Buy Music」というサイトに今回のアルバムに入れる歌1曲を公募したんだそうです。ファンたちの好奇心を刺激して多様性を高めるための試みですが、良いふれあいのようです。私が歌う曲を書きたくてアプローチしてくれる方々に感謝の気持ちです。その方々を経歴で判断できません。その方々の人生でどんな多彩なカラーが出てくるのか期待しています。


ｰ まもなく全国ツアーコンサート(The Artist :音)が水原、仁川、全州で開かれる。「不朽の名曲」の出演にアルバム作業、そしてコンサート準備まで...忙しくないのか？

忙しいと思うと忙しいもので、「時間の管理をすればいい」と思えば余裕があるものです。正直忙しすぎて仕事に没頭していたら疲れ果てるしかないです。緩急の調節をしています。仕事をしているというより音楽と一緒に暮らしていると言う感じで取り組んでいます。


ｰ 体力管理をどのようにしているのか

この前からパク･ハッキ先輩のお陰でゴルフを始めました。すこしずつ練習もしていますが、かなり運動になります。家でランニングマシーンでも走っています。

歌手が体力管理をする方法は二つです。体力を上手につけてその力で歌う方法と、エネルギー効率(？)をよくして歌う時あまりエネルギーを使わない方法です。私は後者です。燃費が良いのです。どういう事かと言うと、間違った発声をしないということです。歌うとき、きちんと純粋に声を出すと話をするのと同じようになります。


ｰ 休みの時は何をしているのか

ぼんやりとしたり、オンラインゲームをして、映画も見ます。

サッカー選手に例えるなら、私はフォワードのような人です。エネルギーを使うときはパッと使い、何かに熱中しなくてもいい時は脳を柔軟にします。そういう時に現れる効果がなかなかなのです。特に曲を書くときは猛烈に頭を絞るより、何もしなくて浮かんでくるメロディーがずっといいのです。


ｰ ソロ歌手としてヒット曲がないが、これに対する口惜しさはないのか？

残念です。ファン･チヨルがあるインタビューで「競演曲はあるが自分の歌が無くて正規アルバムを出した」というのを見ましたが、とても共感できました。しかしヒット曲を作るために力を傾けることは望みません。私は音楽と共に「生きて」いきたいのです。大げさでカッコいい物語でなく、頭の中にわずかに思い浮かぶ物語をしたいのです。

歌手として大きな欲はありません。たくさんの方々の思い出の中のBGMに私の声が一つ位残っていればいいのです。ずっと後になってその歌(BGM)を私が歌った時、人々が音楽というタイムマシーンに乗ってその瞬間へ戻れたらというのが私の願いです。

歌手チョン･ドンハの初のソロアルバム「ビギン」のイメージ
写真：エバーモアミュージック

■チョン･ドンハと「人間」チョン･ドンハ　#焼酎3杯　#リアリティ芸能　#完璧主義　＃私一人暮らし　＃ファッションと完成はバランス


ｰ お酒は弱いそうだが

お酒はあまり飲めません。基本的に深酒は嫌いです。早く酔って、不思議なことにすぐに醒めます。私一人で酔っていて飲み会の終盤で他の人が酔うと、その頃に私は正気に戻っていると言う感じです。

記憶がなくなる直前まで酒癖もなく、そのうちに気絶するのが私の酒癖です。20代前半では焼酎2本位飲むと気絶しました。今はそんなに飲みません。焼酎で3杯ほど飲むのが私には十分な量です。


ｰ バラエティ番組に出演する計画はないのか？

子供の頃から一人での時間が多かったので、バラエティ番組に出演してトークをするのに馴染めません。最大の限界が何かというと、人々が私について関心がないということです。また話の風呂敷を広げるには包みが必要なのに私はまだそういう段階ではないようなのです。

私の話が本当に気になる状況が生じたら、そういうところで私生活の話をする気持ちはあります。トーク番組よりは「遊ぶ」番組に出演したいです。これまで友達と一緒に遊んだ経験がなかったもので。またはリアルな要素があるのもいいですね。


ｰ 自分の性格をどう思いますか？

平凡だとは思いません。子供の頃から一人だった時間が多くて、今も人とあまり付き合いません。芸能人をしながら多くの方々に出会いましたが、深い話をする人はせいぜい10名くらいでしょうか。

切り離されているのが以前は嫌な時もありましたが、少し遠くで考えられる時間が、演技や歌の役に立つことがあり不満はありません。


ｰ なぜ子供の頃に一人の時間が多かったのか？

性格が内気でした。小学校の時だけで転校を6回もしましたし、引っ越しは今まで全部で35回もしました。だんだん一人でいたくなり、一人でいるのが気楽になりました。新しい友達と親しくなって、やがて別れる一連の流れが私には心の傷でした。


ｰ デビュー後10年以上ヘアスタイルに大きな変化がない。

よく見るとずいぶん変わりました。今のスタイルは私の目に見える気になる部分を改善した結果です。手入れをしながらスプレー1本をほとんど全部使います。希望するバランスが崩れるのが嫌なので。時々以前のヘアスタイルを思い出すと笑えてきます。自分の髪なので自分でちゃんとやります。私の自由じゃないですか。

実はヘアスタイルだけでなく全てがそうです。食べ物の栄養、部屋のインテリア、自動車のデザイン...どんな分野であれ「パーツ」がカッコいいよりトータルで「バランス」が重要だと考える方です。


ｰ 性格が完璧主義のようだ

冷静に、客観的に見ようとする傾向があります。自らに妥協をするのが苦手なようです。気になってしまって。

掃除好きな人がほこり一つにも耐えられないのと似ています。音楽の作業をする時に気に入らないと苦しいです。だから自分に厳しくなるしかないのです。「心の中にある部屋が散らかっているのを堪えられない性格」ということにしておきます。


ｰ ③へ続く


記事原文↓
http://sports.khan.co.kr/entertainment/sk_index.html?art_id=201707310605013&sec_id=540101&pt=nv


インタビュー①はこちら↓
http://papercascade223.blog.so-net.ne.jp/2017-08-08


文中にあった「Sell Buy Music」のチョン・ドンハ アルバム収録曲公募展は

8月23日で締め切られたようですが、どうだったのでしょうか？
新しいアルバムがまた楽しみになってきました。

新しいアルバムに先駆けて、先日デジタルシングル曲「人が」が発表されました。
「人が」の歌詞訳はこちらです↓
http://papercascade223.blog.so-net.ne.jp/2017-09-09
　　

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